【SAPOD】今日の「宇宙画像」です。soraeが過去に紹介した特徴的な画像や、各国の宇宙機関が公開した魅力的な画像、宇宙天文ファンや専門家からお寄せいただいた画像を紹介しています。(文末に元記事へのリンクがあります)
(引用元:sorae 宇宙へのポータルサイト)
こちらは、soraeが2021年7月13日の記事内で紹介した『連星「HD 265435」の約3000万年後の姿を描いた想像図』です。連星「HD 265435」は、ふたご座の方向およそ1500光年先に位置しています。
HD 265435は白色矮星と高温準矮星からなる連星で、現在観測されている2つの星は互いの周りを約100分という短い周期で公転し合っています。この想像図では、白色矮星(右上)の重力によって高温準矮星(左下)が涙滴型(しずく型)にゆがんでいる様子や、高温準矮星から流れ出たガスが白色矮星に向かって流れ込んでいく様子が描かれています。
元記事では、ウォーリック大学のIngrid Pelisoli氏らの国際研究グループは、HD 265435をなす白色矮星と高温準矮星が、将来合体して超新星爆発を引き起こす可能性を示した研究成果について紹介しています。