【SAPOD】今日の「宇宙画像」です。soraeが過去に紹介した特徴的な画像や、各国の宇宙機関が公開した魅力的な画像、宇宙天文ファンや専門家からお寄せいただいた画像を紹介しています。(文末に元記事へのリンクがあります)
(引用元:sorae)
Source
- Color Credit: Karl Glazebrook & Ivan Baldry (JHU)
- sorae - 「宇宙の色は何色?」そんな疑問に対する一つの回答
こちらは、soraeが2020年12月31日の記事内で紹介した『Cosmic Latte(コズミックラテ)』です。
この画像は、地球から20億~30億光年以内にある20万以上の銀河(※)の観測データをもとに算出された銀河の平均の色です。※1997年から2002年にかけて実施された「2dF銀河赤方偏移サーベイ」の観測対象となった銀河
ただし、この色は現在の地球から銀河を観測した結果から得られたもので、銀河の平均色は時代によって変化するとみられています。
星の色は表面温度や年齢と関係があります。
若くて高温の星は「青色」、年老いた低温の星は「赤色」に見えます。銀河の色はここ100億年ほどの間に若い星に由来する青色が少なくなり、銀河の平均色は古い星の赤色がより一般的になっていることを示しています。
なお、コズミックラテのウェブカラー(ウェブサイトで用いられるカラーコード)は「#FFF8E7」となっています。