
【SAPOD】今日の「宇宙画像」です。soraeが過去に紹介した特徴的な画像や、各国の宇宙機関が公開した魅力的な画像、宇宙天文ファンや専門家からお寄せいただいた画像を紹介しています。(文末に元記事へのリンクがあります)

【▲ エアレンデル(Earendel)周辺の注釈付き拡大図。エアレンデルの像は銀河団の重力が生じさせた時空の波紋(点線)によって拡大されており、近くにはエアレンデルと同じ銀河に属する星団の2つの像(mirrored star cluster)が、波紋を挟むようにして見えている(Credit: SCIENCE: NASA, ESA, Brian Welch (JHU), Dan Coe (STScI); IMAGE PROCESSING: NASA, ESA, Alyssa Pagan (STScI) )】
(引用元:sorae)
Source
- Image Credit: NASA, ESA, B. Welch (JHU), D. Coe (STScI), A. Pagan (STScI)
- sorae - ハッブル宇宙望遠鏡、129億光年遠方の星「エアレンデル」を観測
こちらは、soraeが2022年3月31日の記事内で紹介した『観測史上最遠となる単一の恒星「エアレンデル」』の画像です。
2022年3月、ハッブル宇宙望遠鏡を使った観測の結果、観測史上最も遠い単一の恒星が見つかったとする研究成果が発表されました。研究グループはその恒星を、古英語で「明けの明星」を意味する「エアレンデル(Earendel)」と名付けています。
当時の発表によれば、エアレンデルの赤方偏移は6.2とされており、この値は、エアレンデルを発した光が地球に届くまで約129億年もかかったことを意味しています。
NASAはこの発表の数日前、「記録破りな発見を成し遂げた」「エキサイティングな新しい観測結果」と述べ、大きな話題を呼びました。

元記事では、エアレンデルを発見したハッブル宇宙望遠鏡を用いた観測プログラム「RELICS」や、エアレンデルの化学組成に関する詳細情報を解説しています。