【SAPOD】今日の「宇宙画像」です。soraeが過去に紹介した特徴的な画像や、各国の宇宙機関が公開した魅力的な画像、宇宙天文ファンや専門家からお寄せいただいた画像を紹介しています。(文末に元記事へのリンクがあります)
(引用元:sorae)
Source
- Image Credit: CTIO/NOIRLab/DOE/NSF/AURA
- sorae - 「南の回転花火銀河」と呼ばれる”うみへび座”の渦巻銀河M83
こちらは、soraeが2021年2月15日の記事内で紹介した『渦巻銀河「M83」』の画像です。
南天の「うみへび座」の方向およそ1500万光年先にある渦巻銀河「M83」(NGC 5236)は、地球から見て正面を向いている「フェイスオン銀河」のひとつです。おおぐま座の「回転花火銀河」こと「M101」と並び「南の回転花火銀河(Southern Pinwheel Galaxy)」とも呼ばれています。
M83の円盤部分の直径は天の川銀河の半分程度となる約5万光年。米国科学財団の国立光学・赤外天文学研究所(NOIRLab)は、天の川銀河が別の銀河からどう見えるのかを想像する上でM83が良い見本になるかもしれないとしています。
用語解説
【フェイスオン銀河(face-on galaxy)】
フェイスオン銀河とは、地球に対してほぼ正面を向けた位置関係にある銀河。フェイスオン銀河に対し、横から見るような角度になっている銀河を「エッジオン銀河」と呼びます。