【SAPOD】今日の「宇宙画像」です。soraeが過去に紹介した特徴的な画像や、各国の宇宙機関が公開した魅力的な画像、宇宙天文ファンや専門家からお寄せいただいた画像を紹介しています。(文末に元記事へのリンクがあります)
(引用元:sorae)
Source
- Image Credit: EHT Collaboration
- sorae - 天の川銀河の超大質量ブラックホール「いて座A*」ついに撮影成功! その輪郭が捉えられた
こちらは、soraeが2022年5月13日の記事内で紹介した『電波で捉えられた超大質量ブラックホール「いて座A*」』の画像です。
「いて座A*(エースター)」(Sgr A*)は、地球から約2万7000光年先、天の川銀河の中心にある天体です。その周りにある星々の運動を1990年代から詳しく調べてきた研究者たちは、「いて座A*」が太陽の約400万倍の質量を持つ超大質量ブラックホールだと確実視してきました。
2022年5月12日、国際研究グループ「イベント・ホライズン・テレスコープ(EHT:Event Horizon Telescope)」は、地球上8か所の電波望遠鏡を使った観測により、「いて座A*」の撮影に史上初めて成功したと発表しました。
EHTが公開した「いて座A*」の画像は、2017年4月7日に実施された観測データを処理することで作成されました。ブラックホールの周囲で輝くガスによってリング状の輪郭が浮かび上がり、シャドウ(影)と呼ばれる暗い部分が中央に見えています。
元記事では、ブラックホールについての詳細やEHTの観測方法などを解説しています。