【SAPOD】今日の「宇宙画像」です。soraeが過去に紹介した特徴的な画像や、各国の宇宙機関が公開した魅力的な画像、宇宙天文ファンや専門家からお寄せいただいた画像を紹介しています。(文末に元記事へのリンクがあります)
(引用元:HUBBLESITE)
Source
- Image Credit: NASA, ESA, and the Hubble Heritage Team (STScI/AURA); Acknowledgment: J. Hughes (Rutgers University)
- HUBBLESITE - Hubble Supernova Bubble Resembles Holiday Ornament
こちらは「かじき座」の方向約16万光年先の銀河「大マゼラン雲」にある超新星残骸「SNR 0509-67.5」です。
「ハッブル宇宙望遠鏡」と「チャンドラX線観測衛星」のデータが組み合わされています。
まるでシャボン玉のように見える泡状の構造は、恒星の爆発で生じた衝撃波が周囲のガスに衝突することで電磁波を放っている部分だと考えられています。泡の直径は約23光年で、毎秒5000kmの速度で膨張し続けています。この残骸を生み出した超新星は、現在観測されている状態から400年ほど前に発生したとみられています。