【SAPOD】今日の「宇宙画像」です。soraeが過去に紹介した特徴的な画像や、各国の宇宙機関が公開した魅力的な画像、宇宙天文ファンや専門家からお寄せいただいた画像を紹介しています。(文末に元記事へのリンクがあります)
(引用元:sorae)
Source
- Image Credit: ESO
- sorae - 赤と青の彩りが美しい、星空を舞う蝶のような姿の惑星状星雲
こちらは、soraeが2020年8月4日の記事内で紹介した『惑星状星雲「NGC 2899」』の画像です。ガスの広がりは中心から最大で2光年に達するとみられています。
まるで紫色の蝶が羽を広げたような姿をしていますが、惑星状星雲のなかには砂時計や鳥の翼のような形をしたもの存在しています。
惑星状星雲は、太陽のように超新星爆発を起こさない比較的軽い星が晩年に放出したガスでできています。このような双方向に広がった形をした惑星状星雲は全体の1~2割ほどで、連星の相互作用がガスの流れに影響して形成されたと考えられています。