【すばる望遠鏡 観測結果(2023年6月6日 ハワイ現地時間)】宇宙初代の巨大質量星の明確な痕跡を発見(画像は「巨大質量の初代星による超新星爆発」の想像図。星団のなかで最も質量の大きな星が最初に爆発し、周囲に物質を放出すると考えられます。)

(引用元:すばる望遠鏡)

国立天文台・中国国家天文台などの研究チームは、すばる望遠鏡を用いた観測により、宇宙で最初に生まれた星々のなかには太陽 140 個分以上の重さの巨大質量星が存在したことを初めて明確に示しました。ビッグバン後の宇宙でどのように星が生まれてくるのかを理解する上で重要な研究成果です。

宇宙で最初に誕生したのはどのような星だったのか。これはビッグバン後の宇宙でどのように物質が集まって天体を形成するようになったのかを解き明かすうえで最大の疑問のひとつです(注1)。最初の星々(初代星)は水素とヘリウムのみから成るガス雲から生まれ、星の中の核融合や、超新星爆発によって新たな元素を作り出し、多様な物質の世界を形作る最初の一歩となります。

 

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