【SAPOD】今日の「宇宙画像」紹介です。soraeが過去に紹介した特徴的な画像や、各国の宇宙機関が公開した魅力的な画像、宇宙天文ファンや専門家からお寄せいただいた画像を紹介しています。(文末に元記事へのリンクがあります)
(引用元:ヨーロッパ南天天文台(ESO))
Source
- Image Credit: ESO/Igor Chekalin
- ESO - The Orion Nebula*
こちらは地球から約1400光年先にある有名な散光星雲「オリオン大星雲(M42)」です。
オリオン大星雲は“星のゆりかご”とも表現される星形成領域の代表例です。
天体画像の作成には人の目では捉えられない波長で取得したデータも使われることがあるため、色は観測時のフィルターに応じて着色されたものとなります。
オリオン大星雲の画像は赤やピンクで彩られていることが多いのですが、ヨーロッパ南天天文台(ESO)が公開したこの画像では、白とピンクのベールを重ねたような美しい姿をしています。
用語解説
【星形成領域(star forming regions)】
ガスや塵などが集まった低温で高密度な分子雲のなかで星が形成されている(星が誕生している)場所のことを指します。