【SAPOD】今日の「宇宙画像」紹介です。soraeが過去に紹介した特徴的な画像や、各国の宇宙機関が公開した魅力的な画像をピックアップしています。(文末に元記事へのリンクがあります)

(引用元:アルマ望遠鏡)


Source
  • Image Credit: Yin-Chih Tsai/ASIAA
  • ALMA - 惑星誕生現場の「横顔」― 塵のハンバーガーで育つ赤ちゃん星

 

こちらは、アルマ望遠鏡の公式サイトで2017年4月20日公開のニュース内で紹介された『原始星の周囲を塵の円盤が取り巻き、原始星に流入した物質の一部がジェットとして両極方向に吹きだしている様子』の想像図です。

soraeでも『宇宙のハンバーガー? 赤ちゃん星の「塵の円盤」をアルマ望遠鏡が撮影』として2017年4月21日の記事で紹介しています。

星の成長にはそれを取り巻くガスと塵の存在が不可欠です。チリのアタカマ砂漠にあるアルマ望遠鏡は、原始星「IRAS 05413-0104」の周囲で観測されたハンバーガーのように見える構造を捉えることに成功しました。(2017年当時)

詳細や実際の観測画像に関しては、文末のリンクからアルマ望遠鏡発表の元記事を参照してください。なお、この研究は「サイエンス・アドバンシズ(英文)」に掲載されています。

 

用語解説

【原始星(protostar)】
誕生したばかりの星のことをいいます。原始星「IRAS 05413-0104」は4万歳だと考えられています。太陽が約45億歳と考えると「IRAS 05413-0104」は非常に若い星であることが分かります。

 

元記事を読む