
煙の向こう側からこちらをじっと見つめるオレンジ色の目のような天体「しし座CW星」です。この画像は2021年のハロウィンの時期に公開されたものですが、ハッブル宇宙望遠鏡のTwitterアカウントが2023年3月24日付けで改めて紹介しています。
(引用元:Hubble (esa))
Source
- Image Credit: ESA/Hubble & NASA, T. Ueta, H. Kim
- Hubble - Hubble Celebrates Halloween With A Glowering Carbon Star
Our #HubbleTopImage features the carbon star CW Leonis, which resembles a baleful orange eye glaring from behind a shroud of smoke.
— HUBBLE (@HUBBLE_space) March 23, 2023
Read more: https://t.co/oLs5d0yq5v
📷 @esa / @HUBBLE_space & @NASA , T. Ueta, H. Kim pic.twitter.com/4VIXRkofzl
「しし座CW星」(CW Leonis)は、太陽のような比較的軽い恒星が進化した晩年の姿である赤色巨星に分類されます。
赤色巨星は外層からガスや塵を大量に放出し、幾つかの段階を経て最終的には中心部だけが白色矮星として残るとみられています。画像に写る同心円状に層を成した雲は、しし座CW星自身が放出したガスや塵でできているのです。