新型iPad ProはLiDARスキャナと2眼カメラ搭載 AR機能を拡張

アップルは新型iPad Proを発表しました。背面のLiDARスキャナを含む、カメラシステムの強化が特徴となっています。

新型iPad Proは本体背面に1200万画素の広角カメラ、1000万画素の超広角カメラ、そしてLiDARスキャナを搭載。LiDARスキャナは物体までの距離を測定することができ、iPad ProにおけるAR体験がより強化されています。

内部にはA12Z Bionicチップを搭載し、パフォーマンスが向上。最大10時間のバッテリー駆動時間、より高速なWi-Fi接続、多くのLTEバンド、60%高速なギガビットLTEに対応しています。

さらに、新型キーボードカバーとして「Magic Keyboard」も登場。初めてトラックパッドを搭載し、カーソル操作がより進化しました。また、バックライトを搭載したシザー方式キーボードを採用し、打ちやすさも改善されています。なお、キーボードはiPad Proを自由な角度で保持することが可能です。

新型iPad Proの価格は、11インチモデルが8万4800円(以下全て税別)から、12.9インチモデルは10万4800円から。Magic Keyboardは11インチ用が2万9800円、12.9インチ用が3万5800円から。新型iPad Proはすでに販売を開始しており、Magic Keyboardは5月から販売されます。

 

Image: アップル
Source: アップル
文/塚本直樹

Last Updated on 2020/03/22

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