今年もまた「4月こと座流星群」の時期がやってきました。

4月こと座流星群は、2021年は4月22日の午後10時頃に極大を迎えます。見頃なのは22日夜〜23日の未明にかけて。こと座付近の放射点が高くなる22日午後11時頃からがおすすめの観察時間帯とされています。また、月明かりによる影響が大きいため、月が沈む23日午前3時〜日の出までが大きな観測チャンスかもしれません。

なお、普段であれば期待できる流星の頻度は1時間に10個ほどですが、2021年は1時間に5個ほどと予測されています。見ることができたら運が良かった、という気持ちで観察するのが良さそうですね。

4月こと座流星群が見られる方向は?

【▲ 夏の大三角形の参考画像(Credit: イラストAC)】

こと座はおりひめ星とも呼ばれる「ベガ」を含む北天の星座です。こと座の「ベガ」は、はくちょう座の「デネブ」、わし座の「アルタイル」と一緒に夏の大三角を夜空に描くことでも有名です。

4月こと座流星群の放射点は”こと座の近く”になります。まずは北東の空に輝く3つの星を探してみましょう。三角形を描く3つの星の明るい順は、ベガ・アルタイル・デネブです。一番明るい星の周辺から空全体を意識するように観察してみてください。

4月こと座流星群の天母体は?

4月こと座流星群は太陽を約415年周期で公転する長周期彗星の「サッチャー彗星(C/1861 G1)」が母天体となっています。なお、サッチャー彗星が次に戻ってくるのは2283年頃と予測されています。

次の天体イベントは?

4月22日の「4月こと座流星群」を過ぎると、27日には「満月」を迎えます。4月の満月は「ピンクムーン(桃色月/英語:Pink Moon)」という名称で、恋愛成就や運気がアップするなどのご利益が得られるという噂で近年話題になっています。

また、5月6日頃には「みずがめ座η(エータ)流星群」が極大に、7月30日頃には「みずがめ座δ(デルタ)南流星群」が極大を迎えます。

 

 

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参考
主な流星群(国立天文台)
C/1861 G1 (Thatcher) Wikipedia

 

Image Credit: Shutterstock, イラストAC

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