国際ローバー開発プロジェクト「KARURA」 、クラウドファンディング第二弾を開始 12月24日まで
【▲ 9月に行われた鳥取砂丘での実験の様子(Credit: KARURAプロジェクト)】

この記事は宇宙の総合情報サイト「SPACE Media」からの提供を受けて配信しています。


国際的なチームで火星探査機の開発を進める学生団体「KARURA(カルラ)プロジェクト」は、団体として2回目のクラウドファンディングを開始した。終了は12月24日。目標金額は100万円で、目標金額を達成した場合のみ支援金が提供される、いわゆるAll-or-Nothing形式を採用している。

クラウドファンディングページ:https://readyfor.jp/projects/karura2024

【▲ (Credit: KARURAプロジェクト)】
【▲ (Credit: KARURAプロジェクト)】

今回のクラウドファンディングはKARURAプロジェクトが目指す火星探査機(ローバー)の国際大会「University Rover Challange(URC)」への出場資金を獲得するために行われるもので、支援金は主にローバーの製作費に充てられる予定。
KARURAプロジェクトはこれまでに2機の試作機を製作し、実験などを行ってきた。現在は来年度に開催されるURCに向けて本番用ローバーを製作しているという。

【▲ 9月に行われた鳥取砂丘での実験の様子(Credit: KARURAプロジェクト)】
【▲ 9月に行われた鳥取砂丘での実験の様子(Credit: KARURAプロジェクト)】

KARURAプロジェクトの詳細な説明やこれからの展望、リターン内容などは以下のリンクを参照。
クラウドファンディングページ:https://readyfor.jp/projects/karura2024
KARURAプロジェクト PV:https://youtu.be/rwqUU_N9uI0

<KARURAプロジェクトについて>
KARURA(カルラ)プロジェクトは、世界中の学生と火星探査機を作り、米国・ユタ州で開催される「Univerisity Rover Challenge(URC)」への出場を目指す。国際チームを構成して探査機の開発を行うことで、今後の宇宙開発協力に対して風穴をあけ、「学生主体の国際宇宙開発」の推進を目指している。KARURAプロジェクトが参加を予定する「URC」は、大学生を対象とした世界最高峰の火星探査機のコンテスト。書類による事前審査を通過したチームのみが、6月に米国・ユタ州南部の砂漠で開催される本選に出場できる。チームは事前審査と本大会における4つのミッション(地質調査、部品配送、機器操作、自律誘導)において各100点満点で評価され、これらにマネジメント点を加えた合計500点満点で得点を競う。事前審査では、資金調達方法やマネジメント方法をまとめた2度の中間報告レポートの提出が審査の対象となる。

<KARURAプロジェクト問い合わせ先>
HP: https://www.karura.space/
X(Twitter): https://twitter.com/karura_urc
ビジネス部門
横関 悠平(よこぜき ゆうへい)
メールアドレス:[email protected]

 

Source

  • KARURAプロジェクト - 学生主体の国際宇宙開発の実現!|KARURAプロジェクト(クラウドファンディング READYFOR)
  • SPACE Media - 国際ローバー開発プロジェクト「KARURA」 、クラウドファンディング第二弾を開始 12月24日まで

文/SPACE Media編集部 編集/sorae編集部