毎年夏の夜空を彩る「ペルセウス座流星群」。今年はその流星観察に、新たな楽しみがくわわります。国立天文台は8月10日正午から16日正午まで、ペルセウス流星群を観察する「夏の夜、流れ星を数えよう 2017」キャンペーンを実施します。
このキャンペーンでは、8月11日夜から15日朝の4晩の観察期間に流星がいくつ見えたかを報告します。こちらのURLから記録用紙をダウンロードし、観測前に時計を正確にセット。そして記録用紙に観測地と天候、観測時刻、観測時間、流星数を記録するのです。なお、流星は肉眼で確認する必要があります。そして観測の前に、流星の見分け方を読んでおきましょう。
そして観測した結果を国立天文台に報告。集計結果は8月25日頃までに国立天文台の公式サイトで公開され、さらに抽選で10名に「国立天文台オリジナル A4サイズ紙製ドキュメントフォルダー&A5サイズノート(非売品)」がプレゼントされます。プレゼントへの応募にはアンケートに答える必要があり、また観測数と当選の可否は関係ありません。落ち着いて無理なく、観測に挑みたいですね。
今年のペルセウス座流星群は8月12日〜13日頃に活動が活発となります。同じ時期は月夜ですが、今年は上手く観察できるかな?
Image Credit: 国立天文台
■夏の夜、流れ星を数えよう 2017
http://naojcamp.nao.ac.jp/phenomena/201708-perseids/
■ペルセウス座流星群が極大(2017年8月)
https://www.nao.ac.jp/astro/sky/2017/08-topics03.html
最新記事
-
天文豪華絢爛 ウェッブ宇宙望遠鏡が観測した超星団「ウェスタールンド1」2024.10.08
-
宇宙開発先進レーダ衛星「だいち4号」が静止衛星との間で光衛星間通信に成功2024.10.08
-
打ち上げ情報スペースX、ESAの二重小惑星探査機「Hera」を打ち上げ2024.10.08
-
天文宇宙の “明るさ” に謎の光は不要 「宇宙可視光背景放射」の新たな推定結果2024.10.07
-
宇宙開発ハリケーン到来予想で安全対策 NASAが「エウロパ・クリッパー」10月10日の打ち上げ中止2024.10.07
-
天文アメリカのキットピーク国立天文台で撮影された紫金山・アトラス彗星2024.10.06