ドローンを業務で利用するにあたって、お互いのドローンが接近しないように監視し、飛行ルートやスケジュールなどを管理するドローン管制システムは今後必須のものとなるでしょう。そんな中、日本のプロドローンは韓国LG Uplusと協力し、韓国初のクラウド型ドローン管制システムを事業化すると発表しました。
LG Uplusは韓国の通信事業者で、プロドローンが機体製造を、そしてテラドローンは運行管理システムを担当。ネットワーク経由での目視外飛行や夜間での災害監視や測定、物流輸送などが可能な「Uplusスマートドローンクラウド型ドローン管制システム」を商用化しています。
発表会のデモでは、プロドローン提供のLTE搭載ドローンを遠隔地で離陸させ、移動させる自律飛行のデモが行われました。また通信網を利用することで、数百キロ先のドローンの遠隔操作も可能となっています。さらに今後は、より高速で反応速度の早い5G通信に対応したドローン管制システムの開発も期待されています。
Image Credit: プロドローン
■LG Uplusと協業して韓国初のクラウド型ドローン管制システムを事業化
https://www.prodrone.jp/archives/3352/
(文/塚本直樹)
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