国内ドローン開発メーカーのPRODRONEは、新型ドローンを5機種発表しました。内容は高速自動ヘリコプター型ドローンの「PDH-03」、トンネル内検査ドローンの「PD4-AW-S」、夜間撮影用ドローンの「PD8-AW-HS」、高圧電線検査ドローンの「PD8-AW-HR」、山岳果樹園農薬散布ドローンの「SMX X-F1」です。これらのドローンはラスベガスで開催中の「InterDrone 2017」でも展示されます。
まず上のドローンは、トンネル内検査ドローン「PD4-AW-S」。複数のレーザーシステムを搭載し、GPSが利用できない場所でも自動飛行が可能です。また予期せぬ障害物を自動で回避しつつ、撮影した映像はオペレーターへと自動送信されます。
そしてこちらは、ヘリコプター型ドローン「PDH-03」。時速200kmを超える高速自動飛行が可能で、さらに簡単に操作できるとのこと。また自動離着陸や高速旋回、セキュアなデータ送受信が可能となっています。
次は、夜間撮影用ドローン「PD8-AW-HS」。キヤノン製の超高感度カメラを搭載し、月明かり程度の暗闇でも鮮明な映像やカラー画像をオペレーターへと送信できます。またオートパイロットによる点検作業も可能です。
こちらは高圧電線検査ドローン「PD8-AW-HR」。予め指定した点検コースを自動飛行士つつ、キヤノン製の高解像度カメラで撮影した画像をオペレーターへと送信します。また画像認識技術により、鉄塔と鉄塔の電線にそって飛行することも可能です。
最後は、山岳果樹園農薬散布ドローン「SMX X-F1」。3Dオートパイロットシステムを搭載し、10Lのタンクを搭載してピンポイントで正確に農薬を噴霧できます。飛行コースはタブレット端末上から簡単に指定できます。また機体の丸洗いが可能です。
Image Credit: PRODRONE
■NEWS
https://www.prodrone.jp/news/
最新記事
-
打ち上げ情報スペースX、NASAの無人探査機「エウロパ・クリッパー」を打ち上げ2024.10.15
-
天文すばる望遠鏡が撮影 相互作用する“おとめ座”の銀河「NGC 5366」と「PGC 49574」2024.10.14
-
宇宙開発【速報】ついに発射台でブースターを空中キャッチ スペースXが「スターシップ」の第5回飛行試験を実施2024.10.13
-
天文すばる望遠鏡が撮影 “くじら座”の壮麗な棒渦巻銀河「NGC 521」2024.10.13
-
宇宙開発NASA無人探査機「エウロパ・クリッパー」10月14日以降に打ち上げへ2024.10.12
-
宇宙開発三菱重工業がUAEの小惑星探査機打ち上げ契約締結 H3ロケットで2028年予定2024.10.12