やはり、長距離配達に役立つのでしょうか? IBMは米国特許商標庁より、2台のドローンが空中で荷物を受け渡しする特許を取得していたことが判明しました。
「In flight transfer of packages between aerial drones」と名付けられたこの特許では、ドローンの上部にアームのようなパーツが装着されています。そして2台のドローンがアームを接合させ、荷物から伸びた「ひも」がススーっと棒を伝ってもう片方のドローンへと移動するのです。さらに特許では、顧客が自分のドローンを飛ばして荷物を受け取るなどのアイディアも説明されています。
ドローンはその飛行時間や距離が長くないことが問題となっており、各社がその解決策を練っています。一方今回の特許が実用化されれば、ドローンと荷物の制御は少し難しそうですが、既存のドローンでも複数台運用による長距離運送が可能になる可能性があります。
ドローン同士がマラソンのように荷物を中継する未来が、もしかしたらくるのかもしれませんね。
Image Credit: USPTO
■IBM wants future delivery drones to pass off your packages in mid-air
http://mashable.com/2017/04/26/ibm-delivery-drone-patent/#DbciUTd4Naq3
■In flight transfer of packages between aerial drones
http://patft.uspto.gov/netacgi/nph-Parser?Sect1=PTO2&Sect2=HITOFF&p=1&u=%2Fnetahtml%2FPTO%2Fsearch-bool.html&r=1&f=G&l=50&co1=AND&d=PTXT&s1=9561852&OS=9561852&RS=9561852
Last Updated on 2022/11/04