20160817ndrone
 
米半導体メーカーのインテルといえばドローン開発で中国Yuneecと協力関係にありますが、今回は開発者のための新機種です。同社は16日(現地時間)、さまざまな機能を追加できる開発者向けのドローン「Aero Ready-to-Fly」を発表しました。
 
Aero Ready-to-Flyは完成品の状態で販売されるドローンで、内部には深度/視覚センサー「RealSense」を備えた「Aero Compute Board」が搭載されています。 内蔵プロセッサはクアッドコアのAtomプロセッサで、その他にもSSDストレージやGPSナビゲーション、LTE通信機能など、ドローン開発に必要な機能が最初から搭載されているのが特徴です。
 
搭載されるOSはオープンソースなLinuxで、「Vision Accessory Kit」と組み合わせることによってさまざまなアプリケーション開発も可能となっています。その他にもフライトコントローラーの「Dronecode PX4」や制空サービスの「AirMap SDK」など、多様な機能をプラグ・アンド・プレイで追加できます。
 
Aero Ready-to-Flyの発売時期は今年の第4四半期(10月〜12月)で、すでに公式サイトにて予約受付を開始しています。価格は現時点では不明ですが、このような開発キットを利用して作られた製品やサービスがどれだけ私達の暮らしを豊かにするのか、個人的に楽しみです。
 
Image Credit: Intel
■Intel Reveals UAV Developments and Availability of New Technologies at IDF
https://newsroom.intel.com/newsroom/wp-content/uploads/sites/11/2016/08/fact-sheet-idf-2016-drones.pdf

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