
アクションカメラメーカーのGoProが発表したドローン「Karma」。これまでにもKarmaから撮影したプロモーション動画などは登場しているのですが、一向にその姿を見せていません。はたして開発はうまく進んでいるのかな…と思っていたところ、特許文章からKarmaの外観が判明した…かもしれません。
PatentYogiが公開した特許申請によると、特許の申請人はGoProでドローン開発に関わっている従業員とのこと。この情報が確かなら、このイラストのドローンがKarmaである可能性はそれなりにありそうです。
また、特許文章ではこのドローンのことを「QuadBox」と呼んでいます。イラストはその名の通り、四角い本体に折りたたみ式の腕、そしてプロペラを搭載していることが特徴。腕を折りたためばかなり収納性は良さそうですが、その強度も少し気になります。
また、本体にはGoProのマウントが搭載されています。このことから、GoProのドローンは上の想像図のようにカメラ外付け方式になる可能性があります。カメラ外付け方式だと、後々カメラをアップグレードできるというメリットがあります…が、撮影を安定させるジンバルが装着できるのかは不明瞭です。
これまで民生用のドローンはDJI社の製品が大きなシェアを占めていました。しかし最近は中国Xiaomiが新製品を発表するなど、徐々に競争が激しくなっています。GoProのドローン「Karma」がどこまで市場でシェアを獲得することができるのか、注目ですね。
Image Credit: BGR
■Could this flying box be GoPro’s long-awaited drone?
http://bgr.com/2016/06/29/gopro-drone-comparison-leak-patent/