最近は映像制作の方法も多様化し、360度映像やドローンからの空撮も当たり前になってきました。それなら、「ドローンから360度映像を撮影したらどんなに素晴らしいだろう…」と、誰でも思いつくはずです。そんなアイディアを簡単に実現してくれるドローン「Exo360」が、Queen B Roboticsから登場しました。
Exo360は本体からつきだした8本のアームが特徴で、そのアームのうち4つにはカメラが、そして4つにはプロペラが搭載されています。また本体下部にもカメラが搭載されており、それらを組み合わせることで4K解像度の360度映像の撮影が可能になっています。
さらに撮影した映像はYouTubeなどでコンピューター上だけでなく、Gear VRのようなVRヘッドセットでもストリーミング視聴することができます。VRヘッドセットを利用したドローンのFPV(ファースト・パーソン・ビュー)機能は珍しくありませんが、それを360度の世界で楽しめるというのは非常にインパクトがありそうです。
ドローンの飛行時間は18分で、専用コントローラーだけでなくスマートフォンでも操作可能。また自分を追いかけての撮影も楽しむことができます。
現在Exo360はクラウドファンディングサービスのIndieGOGOで資金募集を行なっており、現時点では通常モデルが999ドル(約10万円)、4Kモデルが1399ドル(約15万円)で予約が可能です。製品の出荷時期は12月で、世界中に配送可能となっています。以下に同社のドローンで撮影した360度映像を掲載しますが、なかなかの迫力ですね!
Image Credit: Queen B Robotics
■Queen B Robotics Launches Exo360 for VR Aerial Video
http://dronelife.com/2016/06/15/queen-b-robotics-exo360-vr/