ドローンといえば本格的なものは10万円前後もしますが、そこに廉価な選択肢の登場です。スマートフォンなどを製造する中国Xiaomiは25日(現地時間)、新型ドローン「Mi Drone」を発表しました。
Mi Droneは4つのプロペラを搭載したクアドロコプターで、360度を4K解像度ビデオでの撮影が可能です。また5,100mAhのバッテリーを搭載し、最大で27分間と長時間の飛行が可能なことも特徴となっています。
本体はカーボンファイバー製で軽量に仕上がっており、カメラやバッテリー、プロペラなどは交換可能となっています。
カメラは3軸のギンバルに装着されており、安定したビデオの撮影が可能です。撮影画角は104度で、静止画のRAW記録も可能です。さらに、720p映像を最大2kmの範囲でライブ配信することもできます。
リモコンにはスマートフォンを接続することで、ビューファインダーとしても利用できます。ドローンはGPSとGLONASSで位置を正確にコントロールすことができます。
また自動操縦機能で、自動発進や離陸、地図を利用した飛行ルートの指定や特定ポイント周囲でのサークル飛行も可能です。さらに、バッテリー容量が減少すると自動で操縦地点に戻ることもできます。
価格は4K録画が可能なモデルが約460ドル(約5万円)、1080p録画が可能なモデルが約380ドル(約4万2000円)となっています。それぞれのドローンはXiaomiのMi Home appからクラウドファンディングが開始され、7月の終わりからオープンβプログラムが開始します。また、中国地域以外への発売時期は不明です。
Image Credti: Xiaomi
■Xiaomi’s first drone records 4K video, lasts 27mins, costs $460
http://9to5toys.com/2016/05/25/xiaomis-first-drone-records-4k-video-lasts-27mins-costs-460/