
これまでもイルカがサメに食らいつくシーンを撮影するなど、自然のありのままの姿を撮影してきたドローン。そんなドローンが今回撮影したのは、70匹もの大型サメがクジラの死骸に食らいつく、ちょっと恐ろしい光景でした。
この動画が撮影されたのは、多くのイタチザメが生息していることで知られるオーストラリアの西海岸。撮影したのはツアー会社のEco Abrolhosです。なお、イタチザメは体長が2m〜3m、体重が400kgに達する大型のサメで、さらに「人喰いザメ」としても知られる危険なサメです。
そしてサメが「食事」していたのは、元は体長15メートル、体重40トンほどと予測されるクジラの死骸です。このクジラがサメによって殺されたのか、あるいは元から死んでいたのかは不明。イタチザメがサメを食べる場合は主に死骸がターゲットとなりますが、稀に生きたクジラに襲いかかることもあるためどちらの可能性も否定できません。
そして、オーストラリアの西海岸は多くのサメ被害が出ていることで知られています。ツアー会社は「私たちのボートは好きなだけクジラに近づくことができます」と述べていますが…上から見ると、なんともハラハラする光景ですね。
Image Credit: Facebook
■Amazing drone footage shows 70 huge tiger sharks feasting on a whale
http://www.telegraph.co.uk/news/2016/05/23/amazing-drone-footage-shows-70-huge-tiger-sharks-feasting-on-a-w/