サッカーボールに目玉…カメラドローンはここまで進化した

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ドローン業界において、徐々にその需要が認知されだした「膨張型ドローン」。内部にヘリウムなどを入れることでふわふわと浮き、長時間飛行と安全性を両立させることで広告分野などへの応用が期待されています。
 
今回ご紹介するドローン開発会社のAerotainは、スイスに拠点をおきながら膨張型ドローンを開発しています。同社の膨張型ドローンSkyeは内部にヘリウムを充填することで2時間の長時間飛行が可能。さらにそのやわらかい形状のおかげで、人混みの上でも安心して飛行を続けることができます。
 
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Skyeにはさまざまなサイズがあり、最大で直径3mのものまで製作可能です。カメラなどの積載重量は2kg以上となっており、スポーツからコンサート、イベント会場などの現地映像を撮影し、配信することができます。また本体の模様もインパクトの大きい目玉模様からサッカーボールまで、さまざまに変更可能です。
 
現在Skyeはラスベガスで開催中の映像関連イベント「NAB」にて展示されています。ドローンといえば小さくて機敏な機体を想像する人も多いと思いますが、イベント会場などではこの気球船のようなドローンも大いに活躍することになりそうです。
 

 
Image Credit: Aerotain
■An inflatable flying camera for the drone-averse
http://www.gizmag.com/skye-aerotain-flying-camera/42906/

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