毎年毎年新型モデルが登場するドローン業界。そんなドローン業界でトップを走り続けるDJIから、ハリウッドなどのプロフェッショナル業界向けドローン「Matrice 600(M600)」が放送業界向けイベントのNABにて発表されました!
M600の特徴は大型のシネマカメラも搭載できる積載能力の高さにあります。対応ジンバルはRONIN-MXに最適化されているほか、他にもさまざまなジンバル/カメラシステムへの対応が可能です。また、このRONIN-MXはBlack Magicやキヤノン、パナソニック、RED、ソニー、ニコンなどさまざまなカメラを搭載することができます。くわえて、カメラは無限に360度回転することが可能です。
また映像の無線転送能力も「LightBridge 2」を採用することで向上し、最大で約5km離れた場所から1080p/60fpsの映像を配信することができます。ドローンのコントローラーは3つのGPSと3つのIMU(慣性計測装置)を搭載した「A3 Pro」も搭載可能。なんとセンチメーター単位と謳うほどの正確さで、ドローン本体とカメラをコントロールすることが可能です。
飛行時間は6kgのシステムを搭載した場合で15分、軽量なX5Rカメラを搭載した場合は35分にも達します。価格はM600の本体が52万円(税抜)、RONIN-MXは17万9000円(税抜)。あら、お安い…のか? とにかく、ドローンによる最高の空撮映像を必要とする動画製作者にとっては絶対に見逃せないソリューションが登場しましたね!
Image Credit: DJI
■DJI just released its most powerful drone yet
http://www.theverge.com/2016/4/17/11448434/dji-drone-m600-ronin-mx-stabilizer-price-release
■DJI、次世代空撮プラットフォームMatrice 600を発表
http://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000020.000015765.html