怖すぎ! 目玉型ドローンの思わぬメリットとは

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上の思わず後ずさってしまう飛行物体、これ、なんとドローンなんです。この「Skye」と名付けられたドローンは、飛行船のようなボディと4つのプロペラを組み合わせることによって「人に優しいドローン」になるために開発されました。
 
現在市場にある多くのドローンはプロペラがむき出しとなっており、人が近づいたり掴もうとしたりすることは危険です。しかし、Skyeなら人混みの上を飛行したり、さらには人に触れられてもOK。その特性を活かし、例えば人に近づくことができる「インタラクティブな移動広告」などの用途が考えられています。もちろん丸くて大きな本体にはさまざまな広告をペイントすることが可能です。
 
Skyeの直径は3mほどで、内部に注入されたヘリウムによって浮力を得ています。また、そのまるっこい見た目とは裏腹に4つのプロペラで機敏に動きまわることが可能です。その他にも、アルゴリズムにより「パフォーマンスをしながらの移動」などのプログラムを実行させることもできます。稼働時間は2時間と、ドローンとしてはかなり長め。これも内部のヘリウムガスのおかげでしょう。
 
これまでドローンは本体の危険性と飛行時間の短さが問題となっていましたが、Skyeは飛行船のようなボディを取り入れることによって、どちらの問題も解決しています。ちょっと個人的にも購入して、人を驚かせてみたいな…なんて思ってしまいました。
 
Image Credit: stuff.co.nz
■Drone meets blimp to be more crowd-friendly
http://www.stuff.co.nz/technology/gadgets/77933161/drone-meets-blimp-to-be-more-crowdfriendly

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