DJIはドローンの新機種を2つ発表した
民間用ドローンで世界最大のシェアを誇る中国DJIが、ドローンの新機種を2つ発表しました。今回登場したのは既存モデルから価格を抑えた「Phantom 3 4K」と、ブラックのカラーバリエーションが印象的な「Inspire 1 Pro Black」の2機種です。
まず「Phantom 3 4K」は、現行モデルとなるPhantom 3 Professionalから通信距離とストリーミングビデオの解像度を落としたモデルとなります。Phantom 3 Professionalの最大通信距離が5km、ストリーミングビデオの解像度がHD解像度なのに対し、Phantom 3 4Kでは最大通信距離が1.2km、ストリーミングビデオの解像度は480pとなります。ただし、搭載した4Kカメラでは4K解像度ビデオの録画が可能です。
その代わりにPhantom 3 4Kは価格が999ドル(約12万円)に抑えられており、より気軽に同社の本格派ドローンを楽しむことができます。
ブラックのカラーリングが美しいInspire 1 Pro Black
そしてInspire 1 Pro Blackは、名前のとおり同社のプロフェッショナル向けドローン「Inspire 1 Pro」のブラックモデルです。漆黒のボディがかっこいいですね! まるで近未来を題材とした映画に出てくる監視用ドローンのようです。DJIによると、このドローンのデザインはハイエンドな映像機器をイメージしたものだそうです。
現時点ではどちらの機種も、日本への導入時期や価格は不明となっています。特にPhantom 3 4Kは廉価版にもかかわらず4Kカメラを搭載しており、DJI製ドローンを楽しむのには最適な一台になりそうです。
Image Credit: Apple Insider
■Phantom 3 4K and Inspire 1 Pro Black Edition add variety to DJI's drone lineups
http://www.cnet.com/products/dji-phantom-3-4k/