ドローンをApple Watchで操る技術、台湾で開発される

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Apple Watchでドローンを操る研究チーム
 
昨年末はスター・ウォーズ待望の新作が公開されたばかりですが、フォースを持った人間はどうやら台湾にいたようです。今回ドローンをApple Watchで遠隔操作する技術を開発したのは、台湾PVD+の研究チーム。公開された動画(記事末参照)を見ると、腕を上げればドローンが上昇、右に左にと動かせばドローンが左右に動いているのがわかります。うーん、まさにフォースの力!
 
[youtube]https://www.youtube.com/watch?v=uCUSS06_xS8[/youtube]
 
現時点でもスマートフォンからのドローンのコントロールは可能ですが、Apple Watch向けのアプリではそのような機能は実現されていません。PVD+のメンバーは18ヶ月の研究の末、Apple Watchでドローンを操作するアルゴリズムの開発に成功したのです。
 
PVD+を立ち上げたMark Ven氏はロイターのインタビューに対し、この技術はドローンだけでなく、スター・ウォーズ/フォースの覚醒に登場した新ドロイド「BB-8」のようなラジコンも操作可能だと語っています。また、動画ではドローンの他にも電球を点灯させたり、その色を変えたり…と、広がりつつあるスマートホーム需要にも応えられる可能性を示唆しています。
 
この技術がいつ市場に登場するのかなどについては、今回は語られませんでした。しかしドローンだけでなく家電なども操れる今回の技術は、IoT(モノのインターネット)の拡大とともに応用範囲も広まりそうですね。
 
Image Credit: YouTube
Movie URL: https://www.youtube.com/watch?v=uCUSS06_xS8

■Drone Gets Piloted Using An Apple Watch
http://www.ubergizmo.com/2016/01/drone-gets-piloted-using-an-apple-watch/

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