Twitter社はツイートによるドローン操縦を計画している
ドローンの操作といえば専用コントローラーやスマートフォンを使うのが一般的ですが、そこに「ツイート」という新たな手段が加わるかもしれません。
今回Twitter社は新たに「ドローンで写真や動画を撮り、それらをユーザーのTwitterアカウントに転送する特許」を出願しました。これだけ聞くと普通じゃん?と思ってしまいますが、その方法がユニーク。なんと、ツイッターのいいね!やリツイート、返信でドローンを方向転換したり、写真撮影のコントロールに利用したりできるんです。また、特許ではドローンによる遠隔会議やビデオインタビューも考慮されています。
Twitter社は今年に入り、「Periscope」というライブストリーミングアプリをリリースしています。もし今回のドローン特許とこのアプリを組み合わせれば、ライブやイベントを配信するドローンをツイートでコントロールすることができるかもしれません。ユーザーがいいね!をしたタイミングで写真をとったり、リツイートや返信でドローンを前進/後退させたりできれば、より空撮動画への没頭感が味わえそうです。
ただ、ツイートでドローンをコントロールすると聞くと、はやり安全性が気になります。もしこの技術を実用化するとしても、イベントの管理者による可動範囲の制限などが必要になるでしょう。今後、この特許がどのような発展を見せるのかが楽しみですね!
Image Credit: videograph.com.tr
■MESSAGING-ENABLED UNMANNED AERIAL VEHICLE
http://appft1.uspto.gov/netacgi/nph-Parser?Sect1=PTO1&Sect2=HITOFF&d=PG01&p=1&u=/netahtml/PTO/srchnum.html&r=1&f=G&l=50&s1=20150362917.PGNR.
■Twitter wants to patent a drone controlled by tweets
http://www.theverge.com/2015/12/21/10640778/twitter-patent-crowd-controlled-drone-selfies
Last Updated on 2022/11/10