アメリカ政府機関の再開を受け、アメリカ航空宇宙局()は10月17日、ハッブル宇宙望遠鏡によって撮影されたアイソン(C/2012 S1 ISON)の最新画像を公開した。

この画像は10月9日、ハッブル宇宙望遠鏡の「広視野カメラ3 (Wide Field Camera 3)」によって撮影されたもので、2種類のフィルターの画像を組み合わせている。

に近づくにつれ、の熱と重力によって、核の氷や岩石が分解され、より明るさを増して、尾も発達するが、によると、アイソンの核は小さく、まだ分解していないという。

アイソンは今世紀最も明るい彗星として期待されており、今年11月29日にに最接近し、その時はさらに明るく成長し、特に11月下旬からは、肉眼でも尾を確認できるようになるかもしれない。

アイソン彗星は昨年9月に発見された彗星で、名前は発見者が属しているチーム国際科学光学ネットワーク (International Scientific Optical Network, ISON)に由来する。

 

Source

  • NASA - 's Hubble Sees Comet ISON Intact