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【▲ 相互作用する銀河「UGC 12914」(左下)と「UGC 12915」(右上)(Credit: Image Processing: M. Rodriguez (NSF’s NOIRLab), T.A. Rector (University of Alaska Anchorage/NSF’s NOIRLab), J. Miller (Gemini Observatory/NSF’s NOIRLab), M. Zamani (NSF’s NOIRLab) & D. de Martin (NSF’s NOIRLab); Acknowledgment: PI: A. S. Castelli (Universidad Nacional de la Plata))】

こちらは「ペガスス座」の方向約1億8000万光年先にある2つの銀河「UGC 12914」(左下)と「UGC 12915」(右上)です。UGC 12914とUGC 12915は2つあわせて「タフィー銀河」(Taffy Galaxies)とも呼ばれています(タフィーとは砂糖やバターなどで作るお菓子のこと)。

米国科学財団(NSF)の国立光学・赤外天文学研究所(NOIRLab)によると、現在私たちはUGC 12914とUGC 12915が正面衝突してから2500万~3000万年経った姿を観測しています。衝突の影響で2つの銀河はねじれた姿になり、フィラメント(ひも)状の分子雲(茶色)と水素ガスの塊(赤色)でできた橋のような構造で繋がれています。この複雑な構造が引き伸ばされていくタフィーのようだとNOIRLabは解説しています。

銀河どうしの接近や衝突は珍しい現象ではなく、ガスが集められ圧縮されることで星形成活動が誘発されることがあります。タフィー銀河に架けられた“橋”もまた星を形成する物質であふれているものの、正面衝突によって生じた激しいガスの乱流が星形成を抑制しているようです。

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冒頭の画像はハワイの「ジェミニ北望遠鏡」で取得したデータをもとに作成され、NOIRLabから2023年3月29日付で公開されています。

 

Source

  • Image Credit: Image Processing: M. Rodriguez (NSF’s NOIRLab), T.A. Rector (University of Alaska Anchorage/NSF’s NOIRLab), J. Miller (Gemini Observatory/NSF’s NOIRLab), M. Zamani (NSF’s NOIRLab) & D. de Martin (NSF’s NOIRLab); Acknowledgment: PI: A. S. Castelli (Universidad Nacional de la Plata)
  • NOIRLab - ‘Taffy Galaxies’ Collide, Leave Behind Bridge of Star-Forming Material

文/sorae編集部

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