最終テストを終えて、輸送のための準備が進められている様子(Credit: NASA/Chris Gunn)

【▲ 最終テストを終えて、輸送のための準備が進められている様子(Credit: NASA/Chris Gunn)】

NASAは9月8日、NASAがESA(ヨーロッパ宇宙機関)などと共同で開発を進めてきた次世代宇宙望遠鏡、ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡を12月18日に、南米北東部の沿岸にあるフランス領ギアナのギアナ宇宙センターから、アリアン5ロケットを使って、打ち上げる予定であると発表しました。延期に次ぐ、延期で、延び延びになっていましたが、いよいよジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡が打ち上げられます!

ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡は現在、カリフォルニア州レドンドビーチにあるノースロップ・グラマン社の施設で、ロケットに搭載されるために折りたたまれた形のままで安置されています。

これから、ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡は、南米北東部の沿岸にあるフランス領ギアナのギアナ宇宙センターまで船で輸送され、そこからアリアン5ロケットを使って12月18日に打ち上げられる予定です。

打ち上げ後は、太陽と地球のL2-ラグランジュ点に軌道投入され、常に地球を日よけにしながら地球と一緒に太陽の周りを公転します。

ワシントンのNASA本部でプロジェクトの指揮をとるグレゴリー・L・ロビンソン氏は「とても信じがたいこのような企てを可能にするにあたって、私は、献身的なプロジェクトチームとグローバルなパートナー達にどれだけ勇気をもらったことか!我々は、力を合わせて、技術的な困難と新型コロナのパンデミックに打ち克ったのだ」と誇らしげにコメントしています。

打ち上げ後、ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡は、L2-ラグランジュ点から観測をおこない、宇宙最初の星ファーストスターや銀河形成などの初期宇宙に関する謎の解明や系外惑星の観測などに挑みます!

 

関連:NASAの次世代ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡、初期宇宙の謎に挑む!

Image Credit: NASA/Chris Gunn
Source: NASA
文/飯銅重幸

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