東京大学木曽観測所では毎年夏に特別公開が開催されていますが、新型コロナウイルス感染症のリスクを考慮し、今年はオンラインでの開催となることが発表されました。開催日時は8月1日(土)15時~19時30分の予定で、東京大学大学院理学系研究科・理学部のYouTubeチャンネルにて配信されます。

長野県木曽町に設置されている木曽観測所では、105cmシュミット望遠鏡に取り付けられた観測装置「Tomo-e Gozen」(トモエゴゼン、名称は巴御前に由来)による観測が昨年10月から本格的に行われています。トモエゴゼンはキヤノン製CMOSセンサーを84個並べた光学観測装置で、画素数は合計およそ1億9000万画素(190メガピクセル)。1つのセンサーだけでも満月1つ分、全部で一度に満月84個分の範囲を観測することが可能です。

当日はシュミット望遠鏡の内部も見られる木曽観測所の紹介に始まり、トモエゴゼンを使った観測に携わっている研究者らによる講演や、観測の実演などが予定されています。天候が良ければリアルタイムの観測データを見られる可能性があり、「ネオワイズ彗星(C/2020 F3)」の観測にも挑戦するとされています。

木曽観測所は東京都心からであれば鉄道・自動車いずれを利用する場合でも片道4~5時間ほどを要する場所にありますが、オンラインであれば自宅から移動することなく特別公開に参加できます。すでに超新星爆発や小惑星の発見といった成果を上げているトモエゴゼンを使った研究内容に興味のある方、また天文学に関心のある方は、当日の特別公開を是非ご視聴下さい。

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木曽観測所特別公開2020プログラム(※当日の天候などにより変更の可能性あり)
・15:00~ オープニング
・15:10~ 第1部「木曽観測所のおはなし」
・17:00~ 第2部「最新観測装置トモエゴゼンのおはなし」
・18:30~ 第3部「シュミット望遠鏡で空をみる」

 

関連:東京大学木曽観測所、計1億9000万画素の観測装置「トモエゴゼン」を本格稼働

Image Credit: 東京大学木曽観測所
Source: 東京大学木曽観測所 / 東京大学大学院理学系研究科・理学部YouTubeチャンネル
文/松村武宏

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