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数えきれない無数の星が散りばめられているこの画像は、ハッブル宇宙望遠鏡が捉えた地球から27000光年離れた天の川銀河の中心付近の姿です。

この画像は2016年3月に公開されたもので、広視野カメラ「WFC3」の複数の赤外線バンド(1.274μm/1.384μm/1.532μm)の撮影能力を利用しており、可視光では塵に隠されて見えない箇所を鮮明に映し出すことに成功しています。画像中央には天の川銀河の中心に位置している巨大ブラックホール「いて座A*(いてざ・エースター)」と、そのブラックホールの存在を証明・研究するために重要な恒星「S2」が存在しています。

遠い宇宙の鮮明な画像を我々に送り届けてくれるハッブル宇宙望遠鏡も稼働が2021年迄。また「WFC3」も最新鋭のカメラと思いつつも今年で10周年を迎えます。

 

Image Credit:NASA, ESA, and the Hubble Heritage Team (STScI/AURA)
Acknowledgment: NASA, ESA, T. Do and A. Ghez (UCLA), and V. Bajaj (STScI)
■The galactic centre
https://www.spacetelescope.org/images/heic1606a/

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