「Google マップ」に太陽系惑星や衛星データ追加 エンケラドゥスなど土星衛星も

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Google マップに新たに地球を含む太陽系の一部惑星、そして衛星のデータが追加されました。衛星の中には土星衛星「エンケラドゥス」「タイタン」「ミマスなどの画像データも含まれています。
 
今年9月に土星の探査を終え、その寿命が尽きた「カッシーニ」。同探査機からは土星だけなくその、周囲を周る衛星の数多くのデータも地球へと送り届けられました。今回の土星衛星データは50万枚近く撮影されたデータを再構築したものになります。
 
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惑星や衛星はマウスドラッグでぐるぐる回したり、スクロール操作でズームして見ることができます。
 
エンケラドゥスでは生命の存在の可能性を示唆する海や水素の存在が、そしてタイタンにはメタンの海が存在します。さらについ本日には、月に縦穴から連なる巨大な地下空洞が見つかったと発表されました。
 
いつも身近な存在だった太陽系の惑星や衛星ですが、その真の姿が解き明かされるのはむしろこれからなのかもしれませんね。
 
Image Credit: Google
■Space out with planets in Google Maps
https://www.blog.google/products/maps/space-out-planets-google-maps/