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20170711njuno
 
現在木星の接近観測を続けている探査機ジュノーですが、グリニッジ標準時で2017年7月11日の02時06分(日本時間で11時06分)に、同惑星の特徴的な「大赤斑」の通過観測を行いました。
 
ジュノーは6回目の周回飛行として、幅1万6000kmある大赤斑の9000km上空を飛行。これまでも地上や宇宙望遠鏡からなんども観測されてきた大赤斑ですが、これほどまでの近距離で観測が行われるのは初めてのこと。美しい画像の撮影はもちろん、さまざまな科学的発見が期待されます。
 
ジュノーのミッションを率いるサウスウエスト研究所のScott Bolton氏は、「ジュノーに搭載された木星の雲の下まで知ることができる観測機器により、大赤斑がどれくらい深いのか、そしてどのような構造でどのようにして活動しているかを知ることができるのです」と語っています。
 
2016年7月に木星に到達したジュノーですが、現在は53.5日(地球換算)で木星を周回飛行しています。そして今後は木星の累計で12回周回し、2018年2月までミッションを続ける予定です。
 
Image Credit: NASA/JPL/Space Science Institute
■NASA Jupiter Probe to Fly Over Great Red Spot
https://www.space.com/37438-juno-flying-over-jupiter-great-red-spot.html

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