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20170119nmars
 
これまでも火星にて水の存在してた証拠を発見している、探査車「キュリオシティ」。そんなキュリオシティですが、今回は「乾いた泥の残骸」らしき画像を撮影しました。今は乾ききった岩となったこの泥ですが、もともとは「水を豊富に含んだ泥」だったことが推測されるのです。
 
Old Soaker」と名付けられたこの泥の残骸は、すでに形成から30億年程度経過しているものと考えられています。また科学者は過去に火星には湖が存在し、その消失過程でこの120cmほどの乾ききった石版が誕生したと考えているのです。
 
NASAのAshwin Vasavada氏は、「古代の湖はその深さや面積を変えつつ、そしてときには消えていました。我々はその湖の乾いた期間の証拠を目にしているのです」と説明しています。
 
これまで火星ではキュリオシティだけでなく、探査機「マーズ・リコナサンス・オービター(MRO)」も同惑星の表面を水が流れた証拠を発見しています。さらに、火星では現在も地下に「膨大な量の水」が蓄えられている可能性が指摘されているんです。一見乾ききっているようにみえる火星ですが、実は素晴らしい資源を秘めた隣人なのかもしれませんね。
 
Image Credit: NASA
■These cracks on Mars are way more interesting than they look
http://bgr.com/2017/01/18/water-on-mars-photos-nasa/
■NASA Confirms Evidence That Liquid Water Flows on Today’s Mars
https://www.nasa.gov/press-release/nasa-confirms-evidence-that-liquid-water-flows-on-today-s-mars

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