NECは”空飛ぶクルマ”の試験機の浮上実験が成功したと発表しました。
我孫子事業所の実験場で行われた試験飛行では、全長約3.9m x 幅3.7m x 高さ約1.3mの試験機を利用。4個の大型ローター(モータドライバ)を備えた機体にはGPSや飛行制御ソフトウェアが搭載されています。
NECは交通整理や機体間・地上との通信などを支える管理基盤の構築を目指しています。また経済産業省と国土交通省による「空の移動革命に向けた官民協議会」へと参画し、空飛ぶクルマに関する開発をすすめています。
NECは今後も空飛ぶクルマの技術開発や試作機を活用した検証・評価を継続し、次世代の移動環境の実現に注力するとしています。
Image: NEC
■NEC、空の移動革命の実現に向けて空飛ぶクルマの管理基盤構築に着手、試作機の浮上実験に成功
https://jpn.nec.com/press/201908/20190805_01.html
文/塚本直樹