2018年シーズンは満点に近い、幸先のいいスタートとなりました。レッドブル・エアレース・ワールドチャンピオンシップの開幕戦となるアブダビ大会にて、日本の室屋義秀選手は2位の結果を残しました。
決勝となるFinal 4では、4番目に飛行した室屋選手。飛行は安定しており53秒985の好スコアを残したものの、優勝は53秒695を記録したアメリカのマイケル・グーリアン選手に。一方チェコのマルティン・ソンカ選手やアメリカのカービー・チャンブリン選手は54秒台でした。
これにより、マイケル・グーリアン選手には15ポイントが、室屋選手には12ポイントが、そしてマルティン・ソンカ選手には9ポイントがシーズンスコアとして与えられました。
もちろんレッドブル・エアレースは今後も続き、第2戦のカンヌ大会が4月21日〜22日、第3戦のヨーロッパ大会が5月26日〜27日、第4戦のプタペスト大会が6月23〜24日、第5戦のアジア大会が8月4日〜5日、第6戦のカザン(ロシア)大会が8月25日〜26日、第7戦のインディアナポリス大会が10月6日〜7日、そして最終戦のアジア大会が11月に予定されています。2017年に続く室屋選手の連覇があるのか、実に楽しみです。それでは次回となる4月のカンヌ大会でまたお会いしましょう!
Image Credit: 塚本直樹
■レッドブル・エアレース
http://airrace.redbull.com/ja_DE
(文/塚本直樹)
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