小野寺防衛大臣は防衛大臣記者会見にて2018年1月23日、航空自衛隊向けの「F-35A」戦闘機の1機目が早ければ1月26日にも青森県の三沢基地に配備されることを明かしました。
F-35Aは2016年8月初頭に初期戦闘能力(IOC)の獲得が宣言され、8月中旬には空自向けの初号機の組み立て/塗装が完了しました。初号機を含む4機はアメリカのフォートワース工場にて、そして38機が愛知県の小牧南工場にてライセンス生産され、合計42機のF-35Aが航空自衛隊に導入される予定です。
会見によると、1機目のF-35Aは臨時的にF-35A飛行隊に配属され、運用試験などを行います。その後、順次F-35Aが配備される予定です。また一部で報じられたSTOVL型の「F-35B」の日本導入については、会見では触れられませんでした。
Image Credit: ロッキード・マーティン
■防衛大臣記者会見概要
http://www.mod.go.jp/j/press/kisha/2018/01/23.html
(文/塚本直樹)
最終更新日:2022/10/14