Uber×NASA(のエンジニア)、始まります。配車サービスのUberが現在進めている、空飛ぶタクシー計画「Uber Elevate」。電気駆動の垂直離着陸が可能な飛行機を利用するこの計画ですが、同社はあらたにNASAのエンジニアのMark Moore氏をエンジニアリング・ディレクターに登用し、Uber Elevateを推進することを発表しました。
Mark Moore氏はNASA在籍時に、都市間交通としてのヘリコプターのような乗り物を開発していました。彼は2010年には垂直離着陸が可能な小型飛行機を研究しており、まさにUber Elevateとその内容が一致します。
このような都市間交通としての小型飛行機は、なによりも移動速度の速さがメリットになります。空中には(現時点では)渋滞はないので、Uberの試算によれば車で2時間以上かかる距離が15分で移動できるようになるんです。また、将来的には無人運転での運用も目標に入れられています。
Uberによれば、空飛ぶタクシー「Uber Elevate」の初乗り代金は120ドル(約1万3000円)。この値段なら、話のネタに一度は乗ってみたいものです。
Image Credit: Uber
■Uber snags NASA engineer to explore the feasibility of flying taxis
https://thenextweb.com/insider/2017/02/06/uber-snags-nasa-engineer-to-help-build-flying-cars/
■Uber Elevate just poached NASA’s flying car expert
https://www.slashgear.com/uber-elevate-just-poached-nasas-flying-car-expert-06474019/
Last Updated on 2022/11/15