ちょこっとヘリコプター風味です。検索エンジンから自動運転システムまで手がけるグーグルですが、以前にはその創立者のラリー・ペイジ氏が「空飛ぶ自動車」に出資していたことが報じられています。そして今回新たに、その開発途中の空飛ぶ自動車と思われる画像が米ホリスター空港にて撮影されました。
以前の報道では、ペイジ氏は空飛ぶ自動車の開発を行っているZee.Areo社に出資してるとされています。また今回の撮影者によると、この空飛ぶ自動車はホバリング飛行をした後にZee.Aeroの施設へと牽引されていきました。同社が空飛ぶ自動車の実現に向け、何らかの動きを行っていることは間違いなさそうです。
Zee.Areoは上画像のような、2列に並んだ4ローターを搭載した乗り物を開発していることが知られています。さらにペイジ氏の空飛ぶ自動車は「自動運転が可能」だとも報じられており、計画が実現すればまさにSF映画に登場するような未来の乗り物になるはずです。現時点では、ちょっと車とは言い難い形状ですけどね。
このような個人用の小型飛行機を開発しているのはZee.Areoだけではありません。中国では一人乗りドローン「Ehang 184」がアメリカでの実地テストに向けて開発を進めており、またエアバスも「自動運転の空飛ぶタクシー」を計画中だと発表しています。
このような小型飛行機を街中で飛行させるにはさまざまな法的なハードルがありそうですが、それでも目的地へぱっと飛んでいけるタケコプターのような乗り物の実現に期待が高まりますね!
Image Credit: Mercurynews.com
■Rare photo taken of what appears to be Google co-founder Larry Page's ‘flying car'
http://www.mercurynews.com/2016/10/22/rare-photo-taken-of-what-appears-to-be-google-co-founder-larry-pages-flying-car/