航空機が着陸態勢に入って高度を下げるものの、やはり着陸を諦めて再上昇することをゴーアラウンド(着陸復行)と呼びます。視界不良や天候不良、それに滑走路上の障害物の発見など様々な理由で行なわれるこのゴーアラウンドですが、カナダのバンクーバー空港で超大型航空機「エアバスA380」によるダイナミックなゴーアラウンドが撮影されました。
今回の動画を撮影したのは、カナダのバンクーバーに在住するAndrew Michael Novoさん。そして、ゴーアラウンドを行なったのはブリティッシュ・エアウェイズの機体です。
情報によると、エアバスA80は西方向から北滑走路に侵入しました。航空機は車輪を出し、地上までたった15フィート(約4.5メートル)まで降下したのですが着陸を諦め、再上昇することになりました。
なお、このエアバスA380は2回目のランディングには見事成功しています。エアバスA380のような超大型旅客機は着陸に長い距離を必要とすることから、小さな要因によって安全な着陸ができなくなり、このようにゴーアラウンドが必要になることがあります。
日本ではANA(全日本空輸)が導入を予定しているエアバスA380ですが、ANAカラーに綾取られたその勇姿を早く見てみたいものです!
5月19日追記:読者さまからのご指摘で、タッチ・アンド・ゴーへの言及を削除させていただきました。謝罪とともに、訂正させていただきます。
Image Credit: YouTube
■Video of Airbus A380 aborting landing at Vancouver International Airport goes viral
http://www.vancitybuzz.com/2016/05/airbus-a380-aborted-landing-vancouver-international-airport/