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ロッキード・マーティン社は2月11日、米空軍の高等パイロット訓練(APT)に使用する次世代練習機(T-X)に、韓国の韓国航空宇宙産業(KAI)と共同開発した「T-50A」を提案すると発表した。

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米空軍は現在、練習機として「T-38」を使用しているが、原型機の初飛行からすでに50年以上が経ち、旧式化や老朽化が進んでいることから、次世代の練習機の導入計画を進めている。

T-50Aは韓国空軍などで練習機や軽攻撃機として使用されているT-50「ゴールデン・イーグル」に、米空軍の練習機として必要となる改修を施した機体。T-50はKAIとロッキード・マーティン社が1990年代後半から2000年代にかけて開発した練習機で、韓国空軍への導入以外に、他国への輸出も決まっている。

T-50AはT-50と比べ、胴体の背中部分にドーサルスパインが追加されているなど、外見も大きく変化している。その内部には空中給油用のプローブが収められているという。空中給油機能はもとのT-50にはなく、APT計画の要求で必要とされたもので、このほかコクピット内や電子機器なども要求に従い、改修や追加が行われているという。

APT計画にはKAIとロッキード・マーティン社のチーム以外にも、ノースロップ・グラマン社とBAEシステムズ社のチーム、ボーイング社とスウェーデンのサーブ社とのチーム、イタリアのアレーニア・アエルマッキ社なども提案している。

APT計画は2017年ごろに機種選定が行われ、2023年ごろに初期作戦能力を獲得することが予定されている。

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ロッキード・マーティン社は、サウス・カロライナ州にある同社のグリーンヴィル工場にT-50Aの最終組み立て・検査(FACO)施設を設置することも発表している。

Image Credit: Lockheed Martin

■Lockheed Martin Unveils Advanced Pilot Training Solution · Lockheed Martin
http://lockheedmartin.com/us/news/press-releases/2016/february/t-50-advanced-pilot-training-unveiled-air-force.html

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