0110typhoon

岸田文雄外務大臣、中谷元防衛大臣は1月8日、訪日中のフィリップ・ハモンド英外務・英連邦大臣、マイケル・ファロン英国防大臣との間で、第2回日英外務・防衛閣僚会合(「2+2」)を実施。その中で、英国空軍の戦闘機「ユーロファイター・タイフーン」の日本への訪問を追求することを確認したことが発表された。

飛来するタイフーンの機数や場所などはまだ未定。

また四大臣は、日本、英国及び地域の他のパートナーとの間で、共同訓練を通じたものも含め、可能な協力を追求することを決定したという。

タイフーンは、英国、ドイツ、イタリア、スペインによって共同開発された戦闘機で、戦闘機としても攻撃機としても使え、高い性能をもつ。2003年から運用が開始され、現在も改良型の生産、配備が進められている。

昨年10月には、英国空軍の輸送機であるA400Mが航空自衛隊美保基地(鳥取県)を表敬訪問しており、これが英国空軍の航空機が航空自衛隊の基地に着陸した史上初のことであった。

Image Credit: Eurofighter Typhoon

■第2回日英外務・防衛閣僚会合共同声明(仮訳)
http://www.mod.go.jp/j/press/youjin/2016/01/08_js_j.pdf

関連記事