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20160513nd1
 
太陽系にて、またしても新たな発見がありました。これまで準惑星として知られていた「2007 OR10」が、実は冥王星やErisに次ぐ太陽系で3番目に大きい準惑星だったことが新たに判明したのです。
 
準惑星とは、太陽を巡る軌道を周回し、自己重力によって球形を保っている天体のこと。以前には冥王星が惑星から準惑星へと変更されたことでも話題になりましたね。2007 OR10は海王星の外側を周回する天体で、以前にはもっと小さな準惑星だと思われていました。
 
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しかし、今回ハーシェル宇宙望遠鏡とケプラー探査機の観測により判明した2007 OR10の直径は1535km。冥王星の2374kmやErisの2326kmよりは一回り小ぶりですが、それでも十二分に大きな天体です。
 
2007 OR10の1日は45時間で、その表面はメタンの氷や一酸化炭素、窒素などで覆われていると予想されています。またそれらの構成物質により、2007 OR10は赤みがかった天体であるようです。
 
さてこの2007 OR10の重要度が増したことで、今後は名付けの必要性が出てきそうです。この天体を発見したのはMeg Schwamb氏と Mike Brown氏、それにDavid Rabinowitz氏なのですが、上手いこと2007 OR10に覚えやすい名前をつけることはできるのでしょうか?

Image Credit: NASA
■Dwarf planet lurking beyond Neptune's orbit is far larger than expected
http://www.gizmag.com/kepler-herschel-dwarf-planet/43295/

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