Soyuz TMA-17M
Image credit: RKK Energiya
 7月23日の打ち上げに向けて、「ソユーズTMA-17M」宇宙船の組み立てが順調に進められている。また宇宙船に搭乗する油井亀美也宇宙飛行士ら3人も最後の試験や確認作業を行い、打ち上げに向けた準備を整えつつある。
 ソユーズTMA-17Mは、タンクへの推進剤やガスの充填を終え、7月13日に組立試験棟へ移され、最後の作業が始まった。
 また、ソユーズTMA-17Mのプライム・クルーであるオレッグ・コノネンコ宇宙飛行士(露宇宙庁、ソユーズのコマンダー)、油井亀美也宇宙飛行士(JAXA、フライト・エンジニア)、チェル・リングリン(NASA、フライト・エンジニア)の3人は、7月10日にモスクワ郊外にあるガガーリン宇宙飛行士訓練センターから、飛行機でバイコヌール宇宙基地に到着し、翌11日からさっそく最後の試験や確認作業に入っている。
 11日には、実際に搭乗することになるソユーズTMA-17Mを視察し、船内に積み込まれた搭載品の場所を確認する作業を行い、続いてソユーズの船内で着るソーカル与圧服を実際に着用し、リーク・チェック(気密点検)や、シート・ライナーときちんと合うかといった確認が行われた。さらにその後は、与圧服を着た状態で再びソユーズTMA-17M宇宙船に乗り込み、ソユーズ宇宙船の制御パネルや機器の操作性を確認したという。
 油井飛行士はTwitterに「ソユーズ1回目の確認作業!本物の宇宙服を着て本物の宇宙船に乗り込み、様々な確認を行います。それらの作業の後、結果を報告。私は『ここまで準備して頂き有難うございました。”我々の宇宙船”に不具合はありません。完璧です。』と報告しました」と語っている。
 また、バックアップ・クルーのユーリ・マレンチェンコ(露宇宙庁、コマンダー)、ティモシー・ピーク(ESA、フライト・エンジニア)、ティモシー・コプラ(NASA、フライト・エンジニア)の3人も、プライム・クルーらと共にバイコヌール宇宙基地に到着しており、同様の作業を行っている。彼らはプライム・クルーに不測の事態が起きた際などに、交代できるよう備えている。
 ソユーズTMA-17Mの打ち上げは現時点で、日本時間2015年7月23日6時2分45秒に設定されている。
■ПИЛОТИРУЕМЫЙ КОРАБЛЬ “СОЮЗ ТМА-17М” ДОСТАВЛЕН В МИК КА
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