Soyuz TMA-15M landing
Image credit: NASA
 第42/43次長期滞在員として国際宇宙ステーション(ISS)に滞在していた3人の宇宙飛行士を乗せたソユーズTMA-15M宇宙船が6月11日、カザフスタン共和国に草原地帯に帰還した。また7月下旬には、油井亀美也宇宙飛行士ら3人の新しいクルーを乗せた、ソユーズTMA-17M宇宙船の打ち上げも予定されている。
 ソユーズTMA-15Mは日本時間6月11日19時20分、ISSのラスヴェート(ラスヴェット)・モジュールから出航した。その後は単独で飛行し、日本時間21時51分に軌道を離脱するための逆噴射を行い、22時20分に大気圏に再突入し、パラシュートを開いて降下。そして現地時間2015年6月11日19時44分(日本時間2015年6月11日22時44分)にカザフスタン共和国のジェスカズガンの南東にある草原地帯に着陸した。
 当初の計画では、ソユーズTMA-15Mの帰還は5月14日に予定されていたが、4月28日にプログレスM-27M補給船が打ち上げに失敗した影響で延期となり、約1か月遅れでの帰還となった。
 ソユーズTMA-15Mには、第42/43次長期滞在員として2014年11月24日からISSに滞在していた、テリー・バーツ(NASA)、アントン・シュカプレロフ(ロスコスモス)、サマンサ・クリストフォレッティ(欧州宇宙機関(ESA))の3人が搭乗していた。彼らの健康状態は正常とのことである。帰還が延期になったことで、彼らの宇宙滞在日数は199日間となった。
 彼らは2014年11月24日にソユーズTMA-15MでISSに到着し、先に滞在していた第41/42次長期滞在員の3人と合流し、6人体制の運用を開始した。その後、第41/42次長期滞在員は今年3月12日にソユーズTMA-14M宇宙船で地球に帰還、一時的にISSは3人体制となったが、3月23日にはソユーズTMA-16M宇宙船で新たに3人の宇宙飛行士が到着し、ふたたび6人体制での運用が続いていた。
 帰還に先立ち、6月10日にはISSのコマンダー(船長、司令官)の交代式が行われ、これまで指揮を執っていたバーツ宇宙飛行士から、第43/44次長期滞在員のゲナディ・パダルカ宇宙飛行士へと指揮権が移された。なお、ISSではバーツ宇宙飛行士がコマンダーだったが、ソユーズTMA-15Mではシュカプレロフ宇宙飛行士がコマンダーを務める。
 現在ISSには、第43/44次長期滞在員のパダルカ宇宙飛行士と、第43/44/45/46次長期滞在員として1年間の長期滞在に挑んでいるスコット・ケリー宇宙飛行士(NASA)、ミカエル・コニエンコ宇宙飛行士(ロスコスモス)の3人が滞在している。
 また7月23日から25日の間には、オレッグ・コノネンコ宇宙飛行士(ロスコスモス)、チェル・リングリン宇宙飛行士(NASA)と共に、宇宙航空研究開発機構(JAXA)の油井亀美也宇宙飛行士を乗せたソユーズTMA-17M宇宙船の打ち上げが予定されている。
写真=NASA。
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