Soyuz TMA-15M
Image credit: NASA
 米航空宇宙局(NASA)は現地時間6月5日、現在国際宇宙ステーション(ISS)に滞在している第42/43次長期滞在員のテリー・バーツ(NASA、ISSコマンダー)、アントン・シュカプレロフ(ロスコスモス)、サマンサ・クリストフォレッティ(欧州宇宙機関(ESA))の3人の宇宙飛行士の地球への帰還日について、6月11日に決定したと発表した。
 当初この3人は、5月14日ごろにソユーズTMA-15M宇宙船で帰還する予定だったが、4月28日にプログレスM-27M補給船の打ち上げが失敗したことで延期されていた。
 NASAによると、ソユーズTMA-15MのISSからの分離時刻は日本時間6月11日19時20分、地表への着陸は同22時43分の予定だという。
 また、プログレスM-27Mの事故によって、ソユーズTMA-17M宇宙船やプログレスM-28M補給船の打ち上げにも影響が出ている。
 ソユーズTMA-17Mにはオレッグ・コノネンコ宇宙飛行士(ロスコスモス)、油井亀美也宇宙飛行士(JAXA)、チェル・リングリン宇宙飛行士(NASA)の3人が搭乗し、5月27日に打ち上げられる予定だったが、今のところ2か月ほど延びるとされている。具体的な打ち上げ日についてはまだ発表されていないが、ロシアのタス通信は6月5日付けで、7月24日になるだろうという関係者の発言を報じている。
 一方、プログレスM-28Mの打ち上げは当初8月ごろに予定されていたが、プログレスM-27Mが失敗したことで前倒しされることになった。こちらも打ち上げ日はまだ発表されていないが、タス通信によると7月3日の予定だという。
 プログレスM-27Mの事故原因、打ち上げを担ったソユーズ2.1aロケットと結合した状態のみ発生する動特性にあったと発表されている。なお、ソユーズTMA-17Mの打ち上げは、ソユーズ2.1aよりも旧型のソユーズFGロケットが、またプログレスM-28Mの打ち上げも、やはり旧型のソユーズUロケットが担うことになっている。これらはプログレスM-27Mの事故よりも以前に決められていたことだ。
 またソユーズ2.1aは6月5日に、軍事偵察衛星を搭載した打ち上げに成功している。
写真=NASA。
■Station Managers Choose June 11 for Expedition 43 Homecoming | Space Station
https://blogs.nasa.gov/spacestation/2015/06/05/station-managers-choose-june-11-for-expedition-43-homecoming/

 オススメ関連記事