米軍、制御不能のプログレスM-27Mの周囲に44個のデブリを確認

Pprogress M-14M
Image credit: NASA
 米空軍のヴァンデンバーグ空軍基地に本拠地を置く、米戦略軍の宇宙統合機能構成部隊(JFCC SPACE)の統合宇宙運用センター(JSpOC)は米国時間4月28日、軌道上で制御不能に陥っているロシアの「プログレスM-27M」補給船と、それを打ち上げたロケットの周囲に、計44個のスペース・デブリを確認したと発表した。
 このデブリは、プログレスM-27Mの打ち上げから約5時間弱後の、太平洋夏時間4月28日4時53分(日本時間4月28日20時53分)に発見されたもので、軌道上にいるプログレスM-27Mと、それを打ち上げたソユーズ2.1aロケットの第3段機体の周囲に、発表時点で計44個のデブリが確認できたという。ただ、このデブリがプログレスやロケット自身から発生したものなのかどうかについては、現時点ではまだ断定できないとしている。
 プログレスM-27Mは4月28日、カザフスタン共和国のバイコヌール宇宙基地から打ち上げられた後、何らかの問題が発生し、地上との通信も取れず、制御不能の状態にある。ロシア連邦宇宙庁(ロスコスモス)は29日、国際宇宙ステーションとのドッキングを断念した。
 もしこのデブリがプログレスやロケットから発生したものであるなら、分離時、あるいはその直後に両者が衝突した際に発生したものと考えられ、それがプログレスの不具合の引き金になった可能性が高い。
 また、プログレスM-27Mから断片的に送られてきた映像から、船体がスピンに陥っていることがわかっているが、JSpOCも地上からの観測でこれを確認しており、5秒に1回のペースで回転していると伝えている。
写真-NASA。
■Joint Space Operations Center tracking Progress anomaly
http://www.vandenberg.af.mil/news/story.asp?id=123446527

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